冬のお肌には保湿が必須!保湿成分の特長を理解して丁寧なケアを!

乾燥する季節になってまいりましたね!
乾燥した肌はバリア機能を失いお肌トラブルを引き起こしやすい状態になっていますので、たっぷりと保湿をしてあげる必要があります。
保湿効果の高い成分でぷるぷるお肌に
保湿を謳った化粧品の配合成分を見てみると、よく目にする成分が幾つかあります。
代表的なものを4つ紹介しますね。
・コラーゲン
たんぱく質の一種であり、真皮層の7割を占める成分です。肌に潤いとハリをもたらしてくれます。
化粧水に含有されているのは水溶性コラーゲンであり、塗布すると肌表面に高分子の膜を張り、水分の蒸発を防いでくれます。
・ヒアルロン酸
肌の弾力に関わる成分です。水分子を結びつける性質があるため、1gで6ℓもの水分を保持する能力を備えています。
化粧水に含まれるヒアルロン酸は、角質層の保湿に関わります。
粘性があるため、肌表面に水分を含んだ膜を張りつつ、角質に水分を保持してくれます。
・エラスチン
ゴムのような働きで肌の弾力を保つ働きがあります。
コラーゲン組織の間に張り巡らされており、コラーゲン線維の束を引き締めています。
エラスチン配合の化粧水を使うことによって、細胞が含んでいられる水分量を増やすことができます。
保湿成分を束ねてより強い構造にする働きを持つことから、コラーゲンやセラミドと同時に使用することによって保湿の相乗効果が得られます。
・セラミド
角質層に存在する細胞間脂質。細胞同士を繋げ、キメの整ったなめらかな肌を作ります。
細胞同士の結合を強める物質として、外からの刺激から肌を守り、内側からの水分を蒸発させない、肌のバリア機能を担っています。
強力な保水作用で角質層に潤いを閉じ込めます。
化粧水の後は、油分でカバーし水分の蒸発を防ぐ
保湿と言うと、化粧水をたっぷり塗る様子が思い浮かびます。
化粧水に含まれる保湿成分には水分をたくさん肌に留めてくれるあらゆる構造があります。
しかしそれらを塗りっぱなしにしていると、時間が経つごとにどんどん蒸発していってしまいます。
せっかくたっぷりと化粧水を塗ったのに、そこにフタをしてあげないと肌の中の水分も一緒に蒸発し、かえって肌がカサカサしたりつっぱったりしてしまいます。
そのため、たっぷり化粧水や美容液を塗った後は、クリームやオイルなどの油分を用いてフタをしてあげましょう。
今回は保湿成分4つ紹介しましたが、もっといろんな種類がお化粧品には含まれています。
気になる方は色々調べてみて、自分の肌に合う成分を見つけることができたら一歩進んだぷるぷる美肌の持ち主になれるかもしれませんね!